7月25日のゲストは、沖縄農村事務所 所長の吉見真一さんでした。
吉見さんは、1983年奈良で生まれ大阪で生活します。
子供の頃は、公文、ピアノ、水泳など英才教育を受けつつも、学校教育に違和感を感じながら、自分らしい生き方を探す日々だったそうです。
大人になってからは、IT関連の会社で働いた後、2012年沖縄県立農業大学校卒業後、2014年農業法人あけのフルーツに入社し、 園長を経て、2017年沖縄農村事務所を開業されます。
そんな吉見さんの運命書の瞬間は、28歳で沖縄に来た時でした。
それまで農業には興味なかったそうですが、沖縄では、全く興味ないことをあえてやってみようと思い、農業大学校に入学したそうです。
そこの派遣実習で行った、農園の社長との出会いが、まさに運命の瞬間でした。
実習に行った初日にいきなり、「ここの農園を継げ。社長になれ!」と言われたそうです。
とてもびっくりしましたが、「なんでこの人はそんなことが言えるのか?」と思ったら、すっかりその魅力にはまってしまいます。
そして、そのまま卒業後、その農園に入社しました。
社員になった後も、ずっと「社長になれ」と言われ続けていました。
そのおかげで、働いている時、「経営者ならば」という目線で農業を見ることができたそうです。
そのような見方でいると、物の置き方、ちょとしたコツ、いろいろなことに気がつくようになります。
農作物は天候に左右されます。
年によっては全くの不作の時も。
そんな時、農家は当然落ち込みます。
しかし、この社長はそんな時でもいつでも笑顔。
農作物は不思議なもので、農家が落ち込むとそれに反応するかのように、どんどん悪くなるそうです。
この社長は、どんな不作な時でも笑顔でやるから、残った作物は地道に育っていきます。
そんな社長は本当に学ぶところがいっぱいだったそうです。
吉見さんは、ある時、その経営者と「勝負したいなぁ!」と思うようになります。
勝負とは戦いではなく、尊敬する人から認められるような農家になりたいということです。
ある意味、それは師匠に対する最大の恩返しかもしれません。
そして、ついに独立します。
吉見さんは言います。
「農業は、生きる上、暮らす上でのすべてのことが集約されている。」
また、「これからはシェアの時代。」
農業は、自分で農作物を育て、それをみんなに分け与えていける。
シェアを体現する最大のツールだと。
農業の魅力を自分が大いに発信して伝え、若い人が農業に戻ってくるのが、吉見さんの夢の一つだそうです。
そんな魅力たくさんの吉見真一さんのラジオ運命図書館、本日もお聞きいただきありがとうございました。
7月25日 7時00分〜7時30分
インターネットラジオゆめのたね放送局
番組名 ラジオ運命図書館
ゲスト 吉見真一さん
パーソナリティー 下田直人
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