皆さん、こんにちは。
本日の「ラジオ運命図書館」のゲストは、弁護士の山崎由紀子さんでした。
山崎さんは、北海道大学のロースクールを卒業後、宮崎県にて司法修習を修了しました。
現在は、名古屋に本店のある すずたか総合法律事務所の東京オフィス所長として、企業法務を中心に仕事をされています。得意分野は、商標や著作権だそうです。
そんな、山崎さんの運命の瞬間は、中学2年のとき。
不幸にも、お父様が亡くなられてしまいます。
身体が弱く、入退院を繰り返していたお父様が亡くなり、遺品を整理していたら、日記を発見します。
といっても、書いてあったのはわずか1ページのみ。
三日坊主にもなっていない日記でした。
そこには、「運命は自分で切り開らくものだ」という言葉がありました。
身体が弱く、制限の多かったお父様が、どんな思いでこの言葉を綴ったのかは、本当のところは誰もわかりません。
しかし、山崎さんは、その言葉に勇気をもらいます。
そして、学生時代、弁護士になってから、困難なことにぶつかると、なぜだか、この言葉を思い出すそうです。
それは、お父さんが今でも山崎さんの近くにいて、応援してくれているかのようです。
もうひとつの運命の瞬間は、司法修習を宮崎県でやったことでした。
自分で希望した場所ではなかったので、びっくりしました。
しかし、たまたま宮崎でお世話になった弁護士の先生とのご縁が、今の弁護士活動の大きな指針となっています。
その先生からは、交渉の仕方を学んだそうです。
それは、どんな本にも書いていない、実践から体得した先生のやり方でした。
その先生は、「100%勝つのではなく、相手に少し残してやることが大事。勝ちより実を取ることが大事!」との考えを山崎さんに、ことあるごとに教えてくれました。
100%勝つのではなく、少し譲ることで、相手に恨まれなくなる。
相手とずっと敵対することがなくなる。
実社会においては、昨日の敵とも手を取り合う必要が出てくる時があります。
また、相手から恨まれてしまえば、他の部分で、ことがうまく運ばなくなる可能性があります
そんな実社会の現実を踏まえた考えでした。
それまでの山崎さんは、世の中は、勝ち負けだと思い込んでいたそうです。
しかし、実際は「勝ちの中に負け」、「負けの中に勝ち」が入り組んでいます。
また、そういう関係を作ることで、依頼人が実社会で生きやすくなります。
それを、弁護士人生スタートの時に知ったことが、その後の仕事に大きな良い影響を与えました。
いまでは、交渉は得意事項だそうです。
一見すると、細くて、華やかなイメージの山崎さん。
お話をお聞きしていると、心の奥底は、熱いものが充満している感じです。
そんな強いエネルギーを感じました。
本日もご視聴いただきありがとうございました!
4月11日 7時00分〜7時30分
インターネットラジオゆめのたね放送局
番組名 ラジオ運命図書館
ゲスト 山崎由紀子さん
パーソナリティー 下田直人
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